創業して40年ほどになる技術開発型の企業。
創業社長が学生の頃、社会問題となっていた公害への対策として様々な法規制がかけられるようになりました。それを受けて「集塵」を研究、後にファインテック株式会社の設立につながっています。ファインテックの「ファイン」は、細かい、微細な、などの意味を持ち、「細かいものを集める技術で社会の役に立つ」思いが込められています。
強みは技術的な裏付けを持った提案力。お客様のニーズに最も適した濾過フィルターを提供しています。場合によっては、お客様の現場で、どのような使い方がされているのか、圧力をどのようにかけているのかなどヒアリングし、アドバイスもできるノウハウと経験値が信頼につながっています。
様々な国家プロジェクトにおいてもファインテックの濾過布が採用されています。例えば全国的に有名な温泉地。酸性の強い源泉のままでは人体に悪影響となる上、流れていく川は生物が住めない死の川となってしまいます。そこで重要な役割を果たしているのが中和事業。石灰で中和した上で川に流すという事業が行われています。中和によって生成される沈殿物を濾過するためにファインテックの濾過布が使用され、水質改善に大きな貢献をしています。
また、近年社会問題となった富士川水系の汚泥投棄問題においては、浚渫土砂の濾過用に当社の濾過布が採用され、環境保全対策に大きな貢献をしています。